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風景写真、自然風景の撮影の仕方




こんにちは!初心者向けカメラ講座講師のYUTOです。

今日は、写真の構図交えながら画角の収め方についてお話しをします。


まず、この釧路湿原散策歩道の写真をご覧ください。緑豊かな森の中に木製の歩道が続いています。


写真の構図のポイント

構図は、写真の印象を大きく左右する重要な要素です。以下に、構図を考える際の基本的なポイントを紹介します。


1. S字構図

S字構図は、写真に流れを生み出し、視線を自然に導く構図です。この写真では、木製の歩道がS字を描くように配置されています。S字のラインが視線を奥へと導き、写真全体に動きと深みを与えています。特に、歩道の曲線が柔らかく、森の中を進んでいく感じが強調されています。


2. 額縁構図

額縁構図は、被写体をフレームで囲むことで強調する構図です。この写真では、木々の葉が自然のフレームを作り、その中に太陽が輝いています。木々の緑が額縁の役割を果たし、中心の太陽の光が強調されています。これにより、写真に焦点が生まれ、視線が自然と太陽に引き寄せられます。


3. 導線を意識する

導線とは、写真を見る人の視線を導くための要素です。この写真では、木製の歩道が前景から奥へと続いており、自然に視線が奥へ引き込まれるような効果を生み出しています。S字構図のラインが視線を自然に誘導し、写真全体に動きと深みを与えています。


4. 前景・中景・背景を活用する

写真に深みを持たせるためには、前景・中景・背景を意識することが重要です。この写真では、前景に歩道、中景に草木、背景に森と空が写っています。これにより、写真全体に立体感が生まれています。


5. 自然光を活かす

自然光をうまく利用することで、写真にドラマチックな効果を加えることができます。この写真では、太陽の光が木々の間から差し込み、明暗のコントラストを強調しています。特に、光が歩道を照らし出すことで、歩道が視覚的に際立っています。


6.広角レンズを利用する

広角レンズは、広い視野を捉えるためのレンズで、風景写真や建築写真などでよく使われます。この写真では、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの広角側を使用しています。


広角レンズのメリット

  • 広い視野を捉える:広角レンズは広い範囲を一度に写すことができるため、風景写真では全体の景色を一枚に収めることができます。

  • 遠近感を強調:広角レンズは手前の被写体を大きく、奥の被写体を小さく写すため、遠近感を強調することができます。この写真でも、歩道が手前から奥へと続く様子が強調されています。


広角レンズの使い方のポイント

  • 歪みを意識する:広角レンズは写真の端が歪むことがあります。構図を工夫して、歪みをうまく利用し、綺麗に広がりを感じる作りを意識しましょう。


使用機材

  • カメラ:NIKON Z8

  • レンズ:NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S


実際の講座で学べること

私の初心者向けカメラ講座では、構図の基本的なテクニックに加えて、カメラの設定方法や撮影のコツ、編集ソフトの使い方なども詳しくお教えします。実際にカメラを手に取り、さまざまなシーンで撮影を楽しみながら学べる内容になっています。

このブログを読んで興味を持っていただけたら、ぜひ講座に参加してみてくださいね。詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!写真撮影を楽しんでくださいね!

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YUTO TAKAGI

元旅行会社勤務。海外で働くこと夢見てベトナムへ。

6年間在住後、北海道へ海外旅行の新規事業立ち上げを任され移住。

やってみたいと思う方向へ飛び込んだ。

それからの夢は、誰かの一生の思い出を作りたくて、

脱サラして0からフォトグラファー・カメラマンに転身。

どうしたら相手が分かりやすいだろうと、考えることが好き。

好きな人が好きなことをやる。楽しくない訳が無い。

それが一番いい仕事になると信じてる。

やってみたいは、​​思う、願う、そして叶う。

気軽な一歩。一緒に楽しみながら学んでみませんか?

​その熱量はきっと、上達に繋がります。

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