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ミラーレス・一眼カメラ選びの10のコツ|SONY CANON NIKONの違い 初心者向けガイド


こんにちは!初心者向けカメラ講座講師の髙木勇斗です。


「ミラーレスや一眼カメラを買いたいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいか分からない」という方、結構多いのではないでしょうか?一眼カメラはメーカーも機能もさまざまで、初めて選ぶときは悩んでしまうものです。

比較して見過ぎて、結果何だか違いがよく分かりません。そして買うのを躊躇する笑

私はそうだったので時間が掛かりました。


そこで、今回は自分がたくさん調べまくって大事にした「自分に合ったカメラを見つけるための10個のコツ」を紹介します!

この10個のポイントをチェックしながら比較すると、自分にピッタリの一眼カメラが見つけやすくなりますよー!

調べたものを通じて感じた主観ですので、あくまで参考程度になれば嬉しいです!




1. 撮りたい写真のジャンルを考える

まず、自分がどんな写真を撮りたいかを考えましょう。風景、ポートレート、スポーツ、動物、夜景など、撮影対象によって必要な機能が変わります。

  • 風景写真:広く写せる条件(フルサイズ・広角レンズ)が揃い、色彩が綺麗に出ると◎

  • ポートレート:手振れ補正機能や瞳フォーカス性能が得意なものは使いやすい 

  • スポーツや動物:動きの速い被写体を追える高速連写や高性能なオートフォーカス機能が役立ちます。トリミングも多いので、高画素が活躍しやすいです。




2. センサーサイズを確認する

センサーサイズは、カメラの画質やボケ感に大きな影響を与える重要な要素です。主に「フルサイズ」「APS-C」「マイクロフォーサーズ」があり、サイズが大きいほど高画質でボケが自然に表現されますが、カメラやレンズも大きく重くなりがちです。

  • フルサイズ:風景やポートレートにおすすめ。ボケるし範囲は広く写ります。価格は高め。

  • APS-C:バランスの良いサイズで、普段使いや旅行にも向いています。フルサイズと比べると画角は広く写せませんが、フルサイズの1.5倍程、被写体に寄れます。

  • マイクロフォーサーズ:コンパクトで軽量。持ち運びしやすく、街歩きや旅行に最適です。APSより更に被写体に寄れる(大きく写せます)




3. 重さ・持ち運びやすさをチェックする

カメラの重さは、実際に使う上で重要なポイントです。「軽さは正義」という言葉があるくらいなので、持ち運びしやすいかどうかを確認しましょう。特に、交換レンズの重さも合わせて考えるといいでしょう。

  • 軽量なカメラ:旅行や日常の持ち歩きに適しています。

  • 重量感のあるカメラ:画質や安定感が高く、本格的な撮影に適していますが、長時間の撮影だと疲れることも。持ち運びが苦にならないかイメージしてみてください。




4. 製造年月日・新しさも意識する

カメラもスマホやパソコンと同じで、新しいモデルほど機能が豊富で高性能です。新しいモデルには、カメラ自体が手ブレや色補正などをサポートしてくれる機能が増えたり、性能が向上しています。特にこだわりがない場合は、比較的新しいモデルの方が便利なことが多いです。

  • 最新モデル:補正機能やサポートが充実しており、初心者にも扱いやすい。

  • それ以外のモデル:コスパが良くなる傾向にありますが、そこまで値段が下がってないケースも見受けられます。故に、なかなか良い値段がするカメラでも、自分にとって良いカメラではないかもしれません。それを選ぶ特筆すべき理由を探してみてください。 




5. グリップ感を確認する

カメラのグリップ感(握り心地)は、実際に使いやすさに直結します。店頭で実際に持ってみて、自分の手に馴染むかどうかを確認しましょう。これは好みです。

  • しっかりしたグリップ感:安定して持てるため、長時間の撮影に適しています。

  • 簡素なグリップ:持ちやすく、片手でも軽快に扱えますが、安定感は少し△。

           見た目がお洒落で気分が上がり、持っていきたくなるならそれは○。




6. バリアアングルモニターの有無

バリアアングルモニター(可動式のモニター)は、さまざまな角度から撮影する際に便利です。自撮りやローアングル、ハイアングルなど自由な構図を試せるので、特に風景やイベントでの撮影が多い方にはおすすめです。

  • バリアアングルモニター:自由なアングルで撮影が可能。

  • 固定モニター:通常の撮影には問題ありませんが、角度を変えにくいです。




7. 画素数を確認する

画素数が多いと細かいディテールまでくっきりと写すことができますが、2000万~3000万画素であれば一般的な撮影に十分です。

  • 高画素カメラ(4000万画素以上):鳥や動物を撮る方や、トリミングを前提とした撮影に適しています。ただし、データサイズが大きくなり、メモリーカードやパソコンの容量がすぐにいっぱいになることもあるので、保存方法や機材の容量に注意が必要です。


尚、画素数が多ければ明るくて綺麗なんでしょう!と私は最初そう思ってました。実際には粒子が詰まるので、画面はほんのり暗くなるそうです。値段も上がりやすいところなので、

画素数ベースは撮りたい物が、大きくプリントしたい、トリミングしたい、等あれば高画素を検討してみてください。その他、スマホで見るだけとか、大きくプリントしないなら高画素機でなくて大丈夫な判断基準です。




8. オートフォーカス性能を確認する

動きの速い被写体を撮る場合は、オートフォーカス(AF)の性能が重要です。スポーツや動物撮影などでは、AF追従機能や高速連写が役立ちます。ポートレートを撮るなら、顔や瞳AFがあると便利です。




9. レンズのラインナップをチェックする

本体だけでなく、使用できる交換レンズの種類やラインナップも大切です。カメラメーカーによって、使えるレンズの種類や価格帯が異なります。

  • 豊富なレンズが使えるメーカー:Nikon、Canon、Sonyなどは、多彩なレンズが揃っているので将来の拡張性もあります。

  • コンパクトなシステムが使えるメーカー:OlympusやPanasonicなどのマイクロフォーサーズ規格は、システム全体が軽量で持ち運びに便利です。




10. 予算と価格

予算も重要なポイントです。カメラはエントリーモデルからプロ仕様のモデルまで幅広い価格帯があります。

  • エントリーモデル:コスパが良く、初心者でも扱いやすい。

  • ミドルレンジモデル:初心者から中級者まで幅広く使えるバランスの良い性能。

  • ハイエンドモデル:高価ですが、画質や性能を追求する方に向いています。


個人的なお勧めですが、少し投資してミドルレンジモデル以上をお勧めしてます。

おそらく、このブログをここまで読んでいる時点で、カメラに対して情熱をお持ちの方です。初心者、慣れているに関わらず、「好き」が入っているものに対しては、こだわりが生まれるので、カメラの世界は「この機能が足りてない」になりがちです。

故に、イメージが合ってないと買い足し、または買い直します。

想像してみてください。エントリー機(10万円台)を買って、レベルアップしてミドルレンジモデル(20万円台)を買った場合、恐らく最初からハイエンドモデル(30万円以上)を買えてしまう金額になると思います。

正解は人により異なります。だけど、大事な相棒選び、しっかり自分にあったものをイメージして、パートナーを選んでくださいね。



最後に、私はNIKONユーザーでZ8とZ6iiを使っています。

カメラを選んだ際は上記と、ソニー、キャノン、ニコンの3大メーカーの違いを、ひたすら調べまくりました。合っているのかは分かりませんが、色んなサイトを見て、ざっくりと下記にまとめました。おおよその参考になれば嬉しいです。



1. SONY(ソニー)|高性能なオートフォーカスと自動調整が魅力

SONYの一眼カメラは、特にミラーレス分野での先進性が特徴です。ソニーのカメラには高性能なチップが搭載されており、瞳フォーカス機能オートフォーカス(AF)性能が非常に優れてる印象でスマホカメラも高性能で頭が良いです。


SONYの特徴

  • 頭の良いボディ:画像処理エンジンの性能が高く、自動での露出やホワイトバランス調整が優れているため、初心者でも直感的に綺麗な写真が撮りやすい。

  • 優れた瞳AF:瞳を自動で追いかける機能が強力で、ポートレートや動物の撮影で重宝します。

  • ミラーレスのリーダー:ミラーレスカメラでトップクラスの性能を持ち、ボディが小型軽量なので持ち運びがしやすいです。


SONYがおすすめな人

  • ポートレートや動物撮影が多い方

SONYは、特に自動でのフォーカス追尾顔・瞳AFが強力なので、動く被写体の撮影が多い人や、カメラ操作にあまり慣れていない初心者にも使いやすいです。



2. Canon(キヤノン)|スポーツ撮影と万能性で圧倒的なシェア

Canonは、スポーツ写真や動体撮影に強く、プロの報道カメラマンにも愛用者が多いメーカーです。また、Canonのカメラは使いやすいUI(ユーザーインターフェース)や豊富なレンズラインナップで、初心者から上級者まで幅広く支持されています。


Canonの特徴

  • 動体撮影に強い:高速連写や優れたオートフォーカス性能で、スポーツや動物など動きの激しい被写体を撮影するのに適しています。

  • シェアNo.1の万能メーカー:豊富な製品ラインナップで、エントリーモデルからプロ仕様のカメラまで選択肢が多いです。


Canonがおすすめな人

  • スポーツや動物など動きのある被写体を撮ることが多い方



3. Nikon(ニコン)|レンズの美しさと深い色合いで風景に強い

Nikonは、レンズのクオリティに定評があり、美しい色合いや豊かな表現力で、風景写真や自然の撮影に向いています。また、Nikonのカメラは耐久性が高く、アウトドア撮影にも強いのが特徴です。


Nikonの特徴

  • 高品質なレンズと深みのある色合い:風景写真や夜景、星空など、色の再現性を求められるシーンに強みがあります。

  • 耐久性が高い:プロ向けのハイエンドモデルはもちろん、エントリーモデルでも堅牢性が高く、過酷な環境での使用にも適しています。

  • ファインダーの見やすさ:ファインダーが見やすいとの評価も多く、撮影時の構図決定がしやすいです。


Nikonがおすすめな人

  • 堅牢性が高いカメラでアウトドアや旅行での撮影を楽しみたく、風景や自然の美しい色合いを重視する方


まとめ|どのメーカーが自分に合う?

それぞれのメーカーには、撮影スタイルや被写体に応じた強みがあります。以下に簡単にまとめると…

  • SONY:ポートレートや動きのある被写体を追いたいなら。瞳AFや自動調整機能が優れ、直感的に操作がしやすい。

  • Canon:スポーツや動体撮影が多いなら。万能に使えるUIと、豊富な製品ラインナップで初心者から上級者まで対応。

  • Nikon:風景や自然の色合いを大切にしたいなら。レンズの品質や深い色表現が特徴で、屋外撮影に強い。

カメラは、撮りたい写真や求める機能によって、合うメーカーが変わります。どのメーカーも初心者から使いやすいカメラを提供しているので、実際にカメラ店で触れてみるのも良いでしょう。特化してるものを記載しましたが、どのメーカーでどの被写体を撮っても、結果綺麗に撮れます。大事なのは、写真を見た時の好みです。次が大事な作業です。



欲しい機種が見つかった後、最後に確認する大事なこと

どのメーカーにしたとしても、結果は技術が向上していけば綺麗に撮れます。

気にし過ぎず、選びましょう。

欲しい機種が決まったら、同値段クラスの他機種(他メーカー)と欲しい機種を比較しているサイトを参考にしましょう。作例を比較している方々も多いので、そこで色合いや写した感じが好きなら、納得出来ると思います。



一眼カメラを選ぶ際の10のポイントを紹介しました。撮影ジャンル、センサーサイズ、重さ、製造年月日、グリップ感、バリアアングルモニター、画素数、オートフォーカス性能、レンズの種類、予算を意識して、自分にぴったりのカメラを見つけてください!

私の初心者向けカメラ講座では、実際にカメラを手に取りながら、初心者の方でもわかりやすくカメラの選び方を学べる内容となっています。興味がある方は、ぜひ講座に参加してみてくださいね。詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!写真撮影を楽しんでくださいね!

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YUTO TAKAGI

元旅行会社勤務。海外で働くこと夢見てベトナムへ。

6年間在住後、北海道へ海外旅行の新規事業立ち上げを任され移住。

やってみたいと思う方向へ飛び込んだ。

それからの夢は、誰かの一生の思い出を作りたくて、

脱サラして0からフォトグラファー・カメラマンに転身。

どうしたら相手が分かりやすいだろうと、考えることが好き。

好きな人が好きなことをやる。楽しくない訳が無い。

それが一番いい仕事になると信じてる。

やってみたいは、​​思う、願う、そして叶う。

気軽な一歩。一緒に楽しみながら学んでみませんか?

​その熱量はきっと、上達に繋がります。

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